事例08特定非営利活動法人ビーンズふくしま(福島県福島市)
活動紹介 - 写真教室 in みんなの家セカンド
2017年12月14日、福島県福島市にある復興交流拠点「みんなの家セカンド」で写真教室が開催されました。
特定非営利活動法人ビーンズふくしまが運営する「みんなの家セカンド」は、避難されてきた親子や避難先から帰還した方々が集まり、子どもや若者からお年寄りまでどなたでも気軽に集まれる場所です。
共に悩みや不安を語り合い、仮設住宅や復興公営住宅で暮らす人と福島の人々とのつながりを目的に作られました。
写真教室はここで開かれている交流イベントの一つで、写真が好きな人たちで自主的に立ち上げた教室です。
今回は特別にキヤノン株式会社ご協力のもと、一眼レフカメラの使い方について学びました。
皆さんはじめて学ぶことも多かったようで、とても真剣に講師の話に耳を傾けていました。
教室は座学だけでなく、実際にカメラを触りながら操作方法やプロのような写真の撮り方なども教わり、講義のあと、ひとり1台ずつ一眼レフカメラを手に取って、作品づくりに取りかかりました。
部屋に飾られた置物の小物や、仲間、庭の枯れ葉まで、いつもの見慣れた景色が特別な被写体へと変わり、じっくりファインダーを覗いてシャッターを切ると部屋中にカシャっというシャッター音が鳴り響きます。
撮影後は作品選びの時間。撮影した中から2枚選んで展示しますが、どれもお気に入りばかりでなかなか選べません。
選んだ写真はその場で写真用プリンターで印刷。写真を手にとると、何とも言えない喜びと感動に包まれます。
- 写真をフォトフレームに入れ、ズラリと並べて見ました。どれも今日初めて学んだ初心者とは思えない作品ばかり。
今日の最優秀賞は、赤ちゃんの目の中に映る自分を撮影した尾崎さん。旦那さんの仕事で福島市に引越してきたそうです。
初めて会う人も共通の趣味を通じていつの間にか仲間になり、教室が終わっても皆さん会話が尽きません。
いつも笑顔あふれる「みんなの家セカンド」ですが、今日は一層笑顔でいっぱいの楽しい空間となりました。
※掲載されている動画は出演者の皆さまに事前に許可を得て掲載しておりますが、その後状況等が変わり掲載に支障が生じた方は以下までご連絡ください。
<映像撮影・編集>
特定非営利活動法人医療ネットワーク支援センター
TEL : 03-6911-0582