事例38特定非営利活動法人医療ネットワーク支援センターの取り組みについて
事例紹介 - 東日本大震災の教訓から学ぶ語りべ授業
2022年1月22日、震災から学んだ被災者の体験を“震災の教訓”として話す『語りべ活動』を実施。
東日本大震災により福島県外に避難した方々が、震災体験からの教訓を未来につなぐ語り部プロジェクトとして2016年より行っている活動で、これまで東京・埼玉・神奈川を対象に小・中学校45校、保育園・幼稚園9園の防災授業やお話し会を行ってきた。
今回、語りべとして福島県双葉町出身の箏奏者の大川義秋さんが東京都稲城市立南山小学校へ訪問。南山小学校に通う児童の保護者35名を対象に授業を行った。
授業では、発災時の揺れの大きさや、避難生活の苦労、避難先で思いやりをもって接してくれた先生の話から現在に至るまでの話をされ、箏の演奏や質問コーナーも実施。参加者からは、「短い時間でしたが、3.11のことをじっくり考えるきっかけとなりました」「命の大切さを改めて実感しました」「前向きに生きる事で、新しい道が開けるのだと思いました」「“生きる”ということを子どもと家族で話し合ってみたいと思います」などの感想が寄せられ、震災の教訓を広める貴重な機会となった。
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<取材>
特定非営利活動法人医療ネットワーク支援センター
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