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事例27とっとり震災支援連絡協議会(鳥取県鳥取市)

クリスマス会2019 in 鳥取市

2019年12月15日(日)、鳥取県鳥取市の鳥取人権交流プラザにて、鳥取震災支援連絡協議会が主催で「クリスマス会」が開催され、支援員やボランティア学生、鳥取県に避難されている約20名の方々が参加しました。

 主催団体のNPO法人かながわ避難者と共にあゆむ会は、東日本大震災により神奈川県近隣に避難している者同士のコミュニティとして2015年5月9日に設立され、被災当事者同士のネットワークづくりや情報交換、自主イベントの企画等を行っております。
 鳥取震災支援連絡協議会は、東日本大震災および福島第一原発事故により鳥取県に避難されている方々の暮らしや交流のサポートのため、2012年3月に設立されました。同年12月からは鳥取県より避難者支援事業の委託を受け、事務所を設けて活動を支援してくださる団体・市民・県市町村と協働し、様々な支援活動に取り組んでいます。主な活動として、交流会、相談窓口、戸別訪問、甲状腺検査実施、被災地訪問、支援者のネットワークづくりなど幅広い支援を行っています。


 年内最後のイベント「クリスマス会」は、鳥取県内に避難された方々が中心に島根県からも参加され、クリスマスライブやケーキデコレーションがあり、とても賑やかな交流会となりました。なかでも、クリスマスライブでは、地元のミュージシャン「KAMATANIBAND」が駆けつけ、今話題の曲から懐かしの曲まで幅広いジャンルの歌で会場の皆さんのハートを鷲掴み。参加している皆様さんは手拍子で盛り上げ、次第に会場が一つになっていきました。現在も鳥取県内には76名(令和元年度11月現在/復興庁調べ)の方々が避難されており、今回のような交流会が避難されている方々にとって「癒しの場」となっていると思います。

 取材に応じてくださった支援者(鳥取大学ボランティア)の方からは、「僕たちが行えることに限りはあるが、同じ立場で同じ目線で考え、行動していきたい。」など貴重な意見をいただきました。鳥取震災支援連絡協議会の代表である川西清美さんは、「避難者の皆さんが、抱えている悩みを聞き、親身になって解決できるようにこれからも息の長い支援を行ってまいります。」と熱い思いを語ってくれました。参加者やスタッフ、支援員の方々が分け隔てなく笑顔でお話されている様子が伺えたので、ぜひこのような交流会を続けていってほしいと強く思いました。

※掲載されている動画は出演者の皆さまに事前に許可を得て掲載しておりますが、その後状況等が変わり掲載に支障が生じた方は以下までご連絡ください。

<取材>
特定非営利活動法人医療ネットワーク支援センター
TEL : 03-6911-0582

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