事例17双葉郡未来会議(福島県富岡町)
ふたばいんふぉ&café 135 / 有限会社ホテルひさご 代表 平山 勉さん
福島第一原子力発電所事故により避難を余儀なくされた福島県富岡町。
平成29年4月に避難区域の一部が解除され、町内での居住を再開されている方も増えてきています。
その富岡町内の国道6号線沿いに、平成30年11月5日にオープンしたのが「ふたばいんふぉ&café 135」です。
ふたばいんふぉは、原発災害の影響を特に大きく受けた双葉郡の町村の情報を発信する場所としてつくられ、展示物やオープンスペース、カフェも併設されており、地域の情報発信拠点として活躍しています。
今回は、この施設を運営している平山勉さんに、ふたばいんふぉ設立の経緯や活動について紹介していただきました。
平山さんは、東日本大震災後の2011年10月から、富岡インサイドというウェブサイトを経上げ、富岡町から避難した町民たち向けに町内の様子や情報を提供して来ました。
その後、震災以降バラバラになった双葉郡の住民同士が繋がり、情報や問題を共有し、今後に役立てる、双葉8町村の住民が民間レベルで集まる場所として「双葉郡未来会議」の設立にも関わり、その一環として、ふたばいんふぉを開設しました。
また、ふたばいんふぉの隣には、カフェ135(ひさご)が併設されており、来場者の憩いの場にもなっています。
取材当日もたくさんのお客さんがこのカフェに訪れており、地元で愛されている大切な場所であることがわかりました。
最後に平山さんは、今後の展望について「継続していくこと」とお話され、続けていくことだけでもかなり大変なことだけど、その継続こそが、どんどん新しいことにも繋がるので「とにかく続けていきます!」と力強くコメントしていただきました。
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<取材>
特定非営利活動法人医療ネットワーク支援センター
TEL : 03-6911-0582